先日、我が家の住民となった黒猫クロキチ。
ようやく新しい家にも慣れ、先住の猫達とも打ち解けるようになってきました。
他の猫達も最初は警戒していましたが今では毛繕いをしてやったり、追いかけっこをしたり、皆で楽しい時間を過ごしています。
毛並みも綺麗になり、体格も少しふっくらしてきたように見えます。とても可愛くなってきました。愛くるしい仕草をみていると癒されます。
 
しかしこの子猫、いったいどこから来たのでしょうか。
あのまま放っておけはカラスの餌食、または車に轢かれるのは目に見えています。場合によれば子供の攻撃に遭うことも考えられます。多分捨てられたのでしょう。こんなか弱い命を捨てるとはいったいどんな人物なのでしょう。またどんな神経をしているのでしょうか。
どんな事情があろうとも動物を捨てることなど許されることではありません。
 
動物なんて要らなくなれば捨てればいい、単なる動く縫いぐるみ程度にしか考えていないのではないでしょうか。
 
街には哀れな野良猫が溢れています。それを見るたび、深い悲しみに襲われるのです。
 
昨今の表面的な安っぽい繁栄と関係して、一般市民の精神的貧困さや発想力のなさを感じているのは私だけでしょうか?
少なくとも、不幸な野良猫や野犬がいる限り、日本など他国からは決して文明国とは認められないでしょう。
残念ながら、平気で命を粗末に扱う現代の日本など三流以下の超野蛮国でしかないのです。