チェリストとしてスタート

将来オーケストラに入る事を真剣に考えだした私は高校に入って初めてチェロを手にしたのです。
やはりプロになるには遅い年齢です。
前にもお話しした池田弥生先生のお宅には週一で通っていましたが、専攻を変えるためには大阪音大の先生に習わなければなりません(別にそのような規則は無いのですが)。教授の推薦がなければなかなか専攻変更の試験には受かりません。
当時、音楽高校入学と同時に大阪市ユースオーケストラにもフルート奏者として入団しておりました。
同オーケストラには大学の大先輩でチェロ奏者の川元適益氏が指導要員として参加されていて、将来の事とか
チェロへの転向について相談に乗っていただいておりました。
そして遂に大阪音大教授の竹内良治先生を紹介していただくことになったのです。
そして私のチェリストとしての第一歩が遅ればせながらスタートしたのです。