アントニー・バートン編のこの本の中でバロック時代の弦製造者は特に弦楽器の弦に対して独特な呼び方を持っていたということを紹介している文章を見付けて、大きな衝撃を受けました。
バッハの無伴奏チェロ組曲などを弾いていて自分自身いつも何かしっくりこない、根本的な何かが理解出来ていないということがあったのですが、この文に接してその疑問が氷解しました。
どんなことが書かれているのか、それを極簡単に説明すると、各弦には独特な性格、があるのだ、と。