私は慢性的な不眠症 で、ずいぶん前から色々と悩んでおりました。
特にコンサートの前後など眠れなくてほんとに困っていました。
催眠術やヒーリングのCDを聴いたこともありますが、これといった効果もありません。
そんな時なにげなく書店で不眠症について書かれた本を探していた時、偶然ヘミシンク関係の本が目に止まったのです。その時手にした本はヘミシンクを開発したアメリカのモンロー研究所のオフィシャルスポークスマンである坂本政道氏(東京大学理学部、物理学科卒。トロント大学、電子工学科修士課程修了)の書いた「死後体験」という本でした。

その不思議というか驚愕する内容にすっかり虜になってしまいました。
早速ヘミシンクのCDを手に入れたことは言うまでもありません。

閑話休題(PAUSE)

皆さん、私達は体のどの部分で物を考えたり見たり聞いたりしているでしょうか?
意識を手や足など身体の各部に集中させることはできますが、普通お尻でものを考えたり見たりはできません。極稀に手の指で物の色を感ずることができる人もいるそうですが、それは特殊なケースです。そんな特殊な場合でも物事を感じるということ自体はただの電気信号に過ぎません。それをどこで意識として感じるのか?

神経を集中させて観察してみると、やはり目と目の間、額の間ぐらいの奥深いところでしょうか。自身の意識はその部分に存在するように感じます。視床下部、そこには第三の目があると考えそれを鍛え磨くことを良しと考えた古代インド人は凄いですね。

「心ここに有らず」または「上の空」。昔からよく使う言葉ですが、目で物は見えてはいるけど、考え事をしているときなど何を見ていたかなど全然覚えていないということなどざらにありますよね。耳の場合もそうです。何も聞いていなかった、聞こえていなかったなど日常茶飯事。
“見る”と“見える”ではまったく違います。“聞く”と“聞こえる”でも同じこと。
味覚もそうですね。
いつもそこには“意識”の問題があり、それは意識と肉体の“ずれ”または意識と肉体とは別に存在するということを身近に感じる瞬間でもあります。