6 森山さん

私は初めてファティマの話を聞いたのは私がまだ九州交響楽団にいたころ、森山さんというチェロの生徒が「先生!こんな話聞いたことありますか?」と古びた絵本を持ってきてくれたのです。たしか「ファティマの牧童」といったタイトルだったと思います。彼は熱心なカトリック信者で、この話を固く信じているというよりも、当然のこととして“知って”いました。「先生、カトリックなら誰でも知ってますよ!」と彼。いろいろと説明を受け、その絵本を読んだ私は腰を抜かしそうになりました。
それからこの話に興味を持った私は関連の本を読み漁るようになりました。

それらの本を読んでまず感じたのは、マリアとはマリアの姿に変身した異星人ではなかったかと。
ファティマの三人の子供達は文字が書けなかったし、ミシェルも文才は全く無かった。何か共通点があります。みな必死で自分の身に起こったことを覚えました。そしてそれを高度な知性体は愛情を持って手助けしたのです。

常に“愛”

ミシェルの体験とファティマの聖母がもたらした情報に共通することは常に人類への警告。そして人類に対していつも見守ってますよという“愛”の眼差し。これに尽きます。そう、私達は大きな善なる存在から見守られているのです。

今、人類に必死なもの。
それは“愛”

これが最大のテーマだと私は思います。

辛子明太子会社に勤めておられた森山洋一さん、今どうされているのでしょうか?
チェロは続けているのかな。懐かしいなあ!