◎ 3 不規則な食生活

私のような不規則な生活をしていますと、どうしても食生活は乱れ気味になります。
この数年来、以前よりも規則的な生活を心掛けてはいるのですが、少しましになったとは言え食生活の乱れには変わりはありません。
数年前までは、仕事からくるストレスで肉体的にも精神的にも苦しんでいましたが、最近では自分の意に叶った仕事しかやらないことを心がけていますので、その点から見れば今は心身共に以前から比べてとても安定しております。

現在の毎日の食事ですが、朝は何も食べません。
世間的には朝食抜きは身体に良くないと言われます。
しかし、朝はお腹が空かないのです。もし朝に何か食べてしまうと夜まで何も食べません。日に二食は変わりがないようです。
健康には良いのかもしれませんが、人間にとって日に三食は食べ過ぎだと思います。胃が休まる時が無いと思います。そして食べ過ぎは頭の回転が鈍るし身体が重くなるので、二食というのはとても今の私には合っているようです。(良い子はマネしないでね!)

ここで以前の無茶な食生活を紹介しなくてはなりません。
数年前まで私は、大阪と名古屋を往復する生活をしていた頃は今から思えば、食に関しては最も乱れていました。
朝は始発で出かけ、夜は終電で帰ってくる、という生活です。
深夜帰っても食事するところがあまり空いていないので、行きつけの中華屋でビールを飲みながらこってりした中華を食べます。
そして飲み足りない時は家でまた飲みます。就寝はもちろん朝。
神経が高ぶって眠れないのです。
大阪に帰れない時はホテル生活。食事はコンビニで買ったものばかり。
これが身体に良い訳がありません。

ストレスも多く、結局体調を崩し、精神的にも落ち込んでいましたので、あることをきっかけに思い切って今までの生活にピリオドを打つことにしたのです。
まず、最初に始めたのは朝は早く起床すること。これだけでもずいぶん体調は良くなります。早く起きた分、夜は当然早く就寝することになります。たったこれだけでも格段に元気になりました。

それから少しずつ、野菜を多く採る生活に変えていったのです
これだけでも精神は安定します。生活リズムや食生活は精神的にとても影響を与えるということを知りました。
還暦を迎え、今は大阪からはほとんど出ず、心静かに音楽に対する思索を深めております。

終わり