先日もお知らせしましたが、当教室生徒の中学一年生T君が大阪天満橋の弦楽器製作家山本正男さんにチェロを製作してもらいました。完成後一月ほど経ちますが、だんだん音色も安定し、将来がとても楽しみです。
そこでT君がそれまで使っていた四分の三のチェロを私が引き取らせていただきました。
生徒が新しい楽器に買い換えるときは条件が許す限り、できるだけ私が引き取るようにしています。そうすることによって、お金のない生徒に市価より安く譲ることができるのです。チェロは大変高価なのでチェロを始める時には大きなハードルとなるものです。
分数のチェロなら教室の備品として子供の生徒に貸し出すことができます。
とても良いシステムなのですが、生徒の数も少ない上、そうざらに楽器を手放す生徒もいないので、数に限りがあります。もう少し生徒が増え、全ての求める人へ、それなりの楽器が順調に回れば良いと願っております。
さて、今回引き取った四分の三のチェロはドイツ製。
ある程度、丁寧に作られております。音色も中国、韓国製やスズキ製とは異なり、上品な音がします。こんなチェロを買う人は将来プロを目指す人以外はほとんど見かけませんね。大抵はレンタルで中国かスズキの安物です。
参考に写真を添付します。
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