◎ 一日の疲れを癒し明日への活力を与えてくれる、またストレスでずたずたにされた心を慰めてくれる物はやっぱり酒。酒は何物にも替え難い存在です。
私も酒類は大好きで、若い頃からほとんど毎日のように飲み続けております。
いつも何を飲むかというと最近ではビールとワインがほとんどです。日本酒も大好きなのですが、なにしろ金のない私には美味しい日本酒など高くてなかなか手が出ません。
ワインなんか昔はどんなに安いものでも千円程はしていましたね。高級品でした。私の若い頃は今ほどにはワインは飲まれてはいなかったように思います。
今はチリ産の物が安く手に入りますね。千円以下でも十分飲める物がたくさんあります。私のような貧乏人にはこれで十分。
とは言うものの安いワインはどうしてもそれなりに味が薄く感じることは否めません。何とか美味しく飲めないものか?

そこで参考になるのは、ドイツなどでよく行われるヴァインプロビーレン、すなわちワインの試飲の時に飲むやり方です。試飲するのを見ていますとワインを少し口に含み、舌の上に乗せ空気と一緒にすするわけです。こうしますとワインと空気が良く混ざり合い味がより良く分かるのです。この時鼻からも息を吸ってやると香もより良く感じられるでしょう。
日本酒の利き酒でもやっていますよね?

ドイツ人が試飲しているのを見てますと皆凄い音を立ててすすってます。
鼻をすすったり麺類をすすったり、物をすすることを嫌う国民性なのに面白いことですね。

私は家で一人で飲む時は、さらにそれに加えて顎を速く上下左右に運動させます。そうしますと、さらに効果的です。
個人的には扁桃腺辺りに酒を流してやるのが一番酒の持つ本来の味が分かると思うのですがどうでしょうか?

この飲み方の利点は、何と言っても一口ずつ味わって飲むので飲み過ぎ防止にもなるということです。
ただし、よそではあまりやらないでくださいね。周りから白い目で見られますよ。

さあ、今日もひとりで飲むぞ!

おわり