◎ 1 交通マナーの悪さ

最近とは申しません、昔から日本ではなぜ交通ルールが守られないのでしょうか。
ここ数年特に酷くなったように感じます。
町を歩いていても毎日何度も嫌な場面に出くわし、外に出るのも憂鬱になります。
車では一旦停止場所での一旦停止不履行、
信号無視など。
特に自転車を運転する人のモラルの欠如には目に余るものがあります。
信号無視は当たり前、特に信号待ちをしている人の横を平然と信号無視して通りぬける輩など、見ていると本当にムカつきます。また逆走、並走、スマホの操作しながらの運転、歩道での高速運転、駐輪禁止区域への違法駐輪、等など…、世はまさに無法地帯。とても文化国家とは言えません。
まず申し上げたいのは、いざ自分が交通事故に遭った場合、その時もし自分が違法な行為をしていた場合、立場が弱くなるということを理解していたただきたいのです。
3年程前、私が横断歩道を渡っている時、前方不注意の右折トラックにあわや引かれそうになり転倒し頭部を打つという事故に遭ったことがありますが、運転手の過失として適正に処理されました。もしあの時、私が信号無視をして大きな怪我をしたとしても立場は遥かに弱くなったでしょう。
実際に事故に遭ってから思い知るのでは遅すぎるのです。

特に自転車の信号無視に関して言えば、まず自転車と車とは同じ機械。動力がエンジンか人力かの差だけです。機械なら同じく信号機という機械によって制御されなければならないのです。それが社会のルール。自転車は人力を使うため気軽で機械という認識が曖昧となり、歩くことと機械との境界線が曖昧になってしまうのでしょう。
個人的には自転車も同じ機械なのですから、免許制にするべきだと常々思います。

駐輪のマナーも最悪です。
我が家の近くにあるJR放出駅周辺は全面的に駐輪禁止です。しかし迷惑駐輪は後を絶ちません。市営の大きな駐輪場はちゃんとあるのです。なぜそこに入れられないのでしょうか?多分、面倒臭いと言うのでしょう。
こんなことを面倒臭がるようなら人間も終わりですね。
しょっちゅう撤去にも来ます。しかし撤去されてもされてもなお留める、あの精神構造はいったい何なん?
もはや理解不能の領域です。
撤去されても取りに来ない人も多いとか。
それなら自転車1台、もっと値段を高くするべきでしょう。考えられることは、いっぱいあるでしょう。
交通マナーの悪化など他人の気持ちを考えることができれば、すぐに無くなるはずです。が、学習できないという人があまりに多く、自分さえ良ければという、それが日本人の特質ということなのでしょう。こんなことでは先進国だと威張ってはおられませんよ。
住みにくい世の中です。

終わり