皆様こんにちは!講師の川内昌典です。

昨年の9月に続き、今年も9月24日(土曜日)芦屋市公民館にて添付のフライヤーにあるようなコンサートを開催します。

今回、やはりメインの演目はバッハの無伴奏チェロ組曲となりますので、現在、フレージングやテムポについてあれこれ準備に余念がありません。
ご存知のように、バッハの作品は細かな音の細胞が鎖のように絡まり合って組み立てられています。その絡まり合い方をどのような方法で音にするか、悩むところが多い。なにしろバッハの作品はヨーロッパ音楽の集大成ですから。
今回はバレエがこの曲に付きます。芦屋大学の学生による新しい振り付けと共に上演するのですが、このような演奏は私にとって全く未知の経験なので、今から期待とともに不安も感じます。

その他の曲ですが、バレエのオリジナルの作品としては、チャイコフスキーの眠れる森の美女第二幕よりパ ダクシォンを演奏します。これは皆さんご存知の名作ですね。チェロが活躍します。
瀕死の白鳥はオリジナルはサン •サーンス 動物の謝肉祭の終わりから2曲目、チェロ独奏と2台のピアノで演奏する曲。今回はピアノとチェロとバレエで。
この作品は古くからバレエの演目として踊られているので、半分はバレエのオリジナル作品ともいえる作品です。
ラフマニノフのチェロソナタも時々バレエ作品として踊られますが、今回は芦屋大学の学生による、全く新しい振り付けで上演します。

サティのジムノペディ、これは元々ピアノ独奏の作品です。

他にチェロとピアノで演奏する曲としてヴィラ ロボスの黒い白鳥の歌、とチャイコフスキーの感傷的なワルツ、などがあります。
ヴィラ ロボスの作品はサン サーンスの白鳥からチェリストでもあったヴィラ ロボスがインスピレーションを得て書いた作品です。

なお、今回の司会及びお話は私の妻、菘(すずな)あつこが務めます。VCPFBALETT3VCPFBALLETura