私のレッスンでは生徒達にバッハの「無伴チェロ奏組曲」は比較的早い段階から弾いていただいています。バッハはその人にとってその時期によって全く感じ方が変わるので。その時期、いかに音楽を感じていたかを知るための目安にもなり、常に練習することはとても有意義だからです。
私自身バッハは毎日練習しております。またピアノのパートがある曲は私がピアノを弾き、チェロパートだけでその曲は終わりということは決してありません。チェロパートだけでは半分しかやったことにはなりませんから。とにかく、やりたい曲は思い立ったときにやること。人生は短いのです。そのうち、いつか、などといっているとチャンスを逃しますよ!
私達がいくら頑張ってもすべての名曲をひとつの人生で弾ききる事など到底無理なことなのです!
さあ皆さん、音楽を楽しみましょう。
音楽は苦行ではないのですから!
チェロを始めようと思った時の新鮮な気分を再び味わいましょう。
私達にはもう時間は残されていません。
やる時は“今”しかないのですから!
“私のレッスンの特徴について。さらに教材のことなど” 完
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