音楽を愛する皆様、お元気ですか?
コロナ禍は先が見えません。また現在、世界では一部の専制主義国家による強引な現状変更が頻繁に行われています。殺戮も絶えない。竹島、尖閣、北方領土などの問題を抱える我が日本国も他人事とは思えませんね。
しかし、何もできない私のような音楽家は、せめて音楽の力で皆を癒し励まし続けたいと思います。
さて、コロナ禍による生徒減少で休止を余儀なくされていたチェロアンサンブルの授業が、先月から約2年ぶりに復活しました。
2月27日(日曜)午後、大阪市鶴見区にある放出会館にて7名が集まりました。
久しぶりにやるアンサンブル、年齢としては大学生から60代までです。皆が集まってくれただけで感激で胸が熱くなりました。
生徒達には事前に楽譜を渡し、練習してもらっていたので、最初からアンサンブルは立派に成立します。
やっぱり、メンバーは皆私の生徒、つまり各自個性は違いますが、チェロの弾き方としては、方向性が同じですので音色を合わせやすい。これは、
一般の合奏団とは異なるところです。
当日練習したのはシューベルトの小曲集とヴァーゲンザイルの3つのチェロとコントラバスのためのソナタ集より第1番。シューベルトの小曲集はロザムンデの間奏曲、死と乙女、楽興の時などが入った楽しい曲集。ヴァーゲンザイルは原曲ではコントラバスが入りますが、これをチェロで弾きます。
まだ、第一回目の練習なので少しずれる部分もありますが、時々ぞぐっとするような調和された響きを感じる場面もありました。
Comments are closed.