去る11月7日、私のチェロの恩師でもあり、国際的チェリストの林峰男先生にお会いしてきました。
最近大阪方面に来られる機会が少なくなり、なかなかお会いする機会がなかったのですが、京都まで来ることが急に決まり今回貴重な時間をさいていただくことができたのです。私にとっては実に5年ぶりの再会でした。
今回は主に公開レッスンやプライベートレッスンのための帰国であり、演奏の仕事はないということで先生自身精神的にもとてもリラックスしていると仰っていました。
京都市内でお会いできたのですが、今回の京都訪問は活動の合間を縫ってのプライベートな旅のようでした。
久しぶりにお会いする先生は70歳を越えていらっしゃるとは思えないくらいバイタリティーに満ちあふれておられ、私が昔教わっていた頃とまったく変わりなく今私に必要なことを熱く語られるのでした。教え諭されると言った方が良いかもしれません。
先生とはいろいろなことをお話ししました。
まず、現在の私の活動状況をご報告。私が活動を教えることに重点を切り替えたことをお褒めいただきました。
そして先生のお話に最も感銘を受けたのは教授法。特に子供に対するチェロの教え方です。教える精神と言った方が良いでしょうか。さらに若い人を教えることの大切さ、意義深さ、責任、等々。どれも珠玉のようなお話しばかり。
貴重なお話しを伺い、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
時々、お会いするべきですね。先生も高齢の域に達しようとされています。そんなにいつまでも関西に来られるとは思えません。今後、帰国されれば少なくとも東京辺りまでは伺おうと思っています。
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