皆さんは、この曲を聴けばあれを思いだし、何かをを食べたり嗅いだりすれば遠い昔のことを思いだしたりするってことなんかありませんか? 多分大抵の方は経験があることだと思います。

まず音楽で言えば、私の場合、映画「寅さんシリーズ」。あのテーマミュージックの出だしを聴くとどうしてもスイスで修行していた頃を思い出すのです。あの頃、欧日協会主催の映画会をよく見に行っていたからなのですが、その頃の私は酷いホームシックに襲われていたこともあって、日本の映画を見ることが唯一の慰めになっていたのです。いろんな作品を見ましたが、中でも印象に残ったのが中でも山田洋次監督の「男はつらいよ」なのです。この作品が最も、寂しさを紛らわしてくれました。
今でも山本直純氏作曲のあのメロディーを聴くとスイスアルプスと湖、古い街並みの風景が目に浮かぶのです。変でしよ?

次に食べ物で言えば、なんと言っても「柚子胡椒」。
これを食べると、昔住んでいた福岡市での夕食風景がタイムスリップして甦ります。
水炊きや餃子、冷奴など何にでもつけて食べていましたからね!
今でもよく使いますよ。大阪で買える柚子胡椒は種類も少なくて残念ですが、私にとっては欠かせない大切な調味料です。

こんなことを考えていると、気分がなんだかほっこりします