2 そして偉大な物語は始まる
まず、ミシェル・デマルケという人物について説明しておきます。1931年フランス生まれ。
林業や造園業のためアジアやアフリカ、オーストラリアを渡り歩く。
ここで重要なことは、この著者が分筆を生業にしている人物ではない、ということ。
旅はある日突然始まりました。
夜中の12時半頃目覚めたミシェルは胸騒ぎを覚え訳が分からないまま表に出ると、大柄な人が微笑みを浮かべそこに浮かんでいます。彼女(彼、つまり両性具有者なのです!)その名はタオ。これから彼と共に宇宙船に乗り平行宇宙を通って違う惑星に行こうとしているのです。
最初に訪れたのはアレモX3。地球とよく似た星。この星はまさに核で滅びようとしています。その星の様子を上空から見せられた後、宇宙船はタオの星ティアウーバ星に向かいます。
その後タオからいろいろなカテゴリーの星を見せられます。
そして衝撃を受けるのです。
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