小さいチェロを弾く
小さいチェロを弾くことはそれ以外にも大きな利点があります。それは指と指との間隔が狭くなりとても弾きやすくなるということです。重音もあまり苦労せずに弾け(4弦で有る限り弾けない音があるのには変わりがありませんが)、大きな楽器ではどうしても陥りやすい楽器と格闘している感じがかなり和らぐのです。
また音が甲高くなり華麗さが増します。6番などには打って付けだと思います。
このチェロはバッハの組曲及びバロックのソロ曲を弾くためだけに買ったのですが、以前生徒の子供用チェロでバッハを遊び弾いてみたところ意外と自分の感覚にしっくりくるので、これは自分専用の小振りのチェロを買う必要があるな、と痛感したのです。
身体や手が大きい人は別ですが、小柄な女性など何も無理な苦労をしてまで大きな楽器を弾く必要などないと最近つくづく思うのです。
もっと使う物を選んでもいいのではないでしょうか。
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