何か物事を皆でやるとき、必ず“せーのー”とか子供などが“さんハィッ!”とか言ってから皆で歌ったりピアノを弾いたりするでしょう。これが“息を合わせる”という本来の意味に他ならないのです。無意識に息が合わないと人は不快に感じるのです。さあ親愛なるチェロ奏者の皆さん。特にチェロを習っている若い皆さん、呼吸の大切さ、演奏と呼吸の関係を実感してチェロが上手くなりましょう。
“息を合わせる”、なんて素敵な言葉でしょうか!息の力によって全ての人類の意識が溶け合う。これが実現出来れば世界も平和に繋がるのではないでしょうか。
少なくともこれがマスター出来れば、あなたは名チェリストです。極端な緊張によるいわゆる“あがり”という問題も呼吸や息と密接な関係がありますが、この問題はまた別の機会にお話ししようと思います。
それでは、また!
        メロディーと呼吸との関係