ここからが本題ですが、
この数年来私自身とてもはまり込んで練習しているのは、やはり無伴奏の作品。
バッハは必須の曲として、若い頃から常に弾いていますが、この数年来よく弾いているのは、マックス レーガーの無伴奏組曲。
レーガーはブラームスをさらに気難しくしたような作曲家と評した人がいましたが、なかなかいい表現だなと思います。
長調の曲もどこか暗さを感じさせます。そしてとにかく神経質。 第二番のプレリュードは悲劇的。涙にあふれています。第三楽章のあの慈愛に満ちた表情はいったいどこから来るのでしょうか。
この第二番は林峰男先生がよくリサイタルで弾かれる曲です。
レッスンの時、私のために全曲通して弾いて下さったことがあります。感動的でした。
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